はじめに
ChatGPTとはなんぞや?
ChatGPTは、人工知能(AI)の開発を行うOpenAIが開発したLLM(大規模言語モデル)で「GPT」を会話向けに最適化したサービスのこと。
元となるGPTとは「Generative Pre-training Transformer」の略で、日本語で言えば「事前学習済み文章生成Transformer」という意味。
とにかく沢山の情報を学習していて、質問(細かな条件や指示も読み取ってくれる)の意味を読み取ってそれに対して情報を整理して回答してくれる。
現時点では、GPT-3.5は無料で使用できて、月額の使用料を支払うと、GPT-4やGPT-4oも使用できる。
現時点では 20ドル/月(約3,200円 為替レート:1ドル=160円)
もちろん契約済です。やはりGPT-4oは回答精度が高い気がするかも?
ChatGPTのバージョンについて
ChatGPTのバージョン履歴を調べたので、メモっておきたいと思います。(随時更新します) ※2024/7/4時点の情報
LLM名称 | 最大パラメータ | リリース日 | 主な機能 | 概要 |
GPT-4o | 非公開 | 2024年6月 | ・さらなる高速化と効率性の向上 ・強化されたリアルタイム処理能力 ・エネルギー効率の向上 ・強化されたセキュリティ機能 | GPT-4 Turboの強化版とされるが、具体的な違いは非公開。 |
GPT-4 Turbo | 非公開 | 2023年11月 | ・GPT-4を基にした高速で効率的なモデル ・コストパフォーマンスの向上 ・リアルタイムの対話応答 ・高度なスケーラビリティ | コストパフォーマンスが改善され、商用利用が進む。 |
GPT-4.0 | 非公開 | 2023年3月 | ・高度な文章理解と生成能力 ・マルチモーダル対応(画像、音声入力対応) ・複雑なタスクの処理(プログラミング、データ分析) ・強化された創造性と精度 | BlingAI/ChatGPTに導入 マルチモーダル対応により、画像や音声からの入力にも対応。 |
GPT-3.5 | 非公開 | 2022年3月 | ・会話型AI ・ユーザーフレンドリーな対話インターフェース ・継続的な対話管理 ・コンテキストに基づく応答 ・感情分析とユーザー意図の理解 | GPT-3の改良版 主にGPT-3をベースに構築され、特化した会話能力を持つ。 |
GPT-3 | 1750億 | 2020年6月 | ・高度な文章生成能力 ・多様なタスクに対応可能(翻訳、質問応答、要約など) ・Few-shot学習によるタスク適応 ・会話生成と対話管理 | 人間と同等の文章生成能力 Few-shot学習を導入し、少ない例示でタスクをこなすことができる。 |
GPT-2 | 15億 | 2019年2月 | ・大規模な文章生成能力 ・長文の続きの文章生成 ・テキスト分類とサマリー生成 ・翻訳と簡易的なクリエイティブライティング | GPT-1の発展型 初期には悪用のリスクが懸念され、一部公開に留められた。 |
GPT-1 | 1.1億 | 2018年6月 | ・基礎的な自然言語生成能力 ・テキストの文法修正 ・基本的な質問応答と対話生成 | OpenAIが初めてリリースした大規模な言語モデル。 |
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